縁取りについて
ワッペンの外枠はヒートカット方式になります。
ヒートカット加工
ワッペンの形状に沿って熱加工により縁を溶かし、カットしていく方式です。
可能な形状 | すべて可能。 |
特徴 | 刺繍で縁取られますので外周も刺繍糸です。 刺繍糸ですので色の種類は多いです。 ヒートカットは別途料金はかかりません。 ロック加工よりも耐久性がありますので様々な用途に向いています。 |
注意点 | 熱で外周を仕上げてまいりますので縁取りの刺繍の下の生地が残ります。生地色と縁取りの色が異なるデザインの場合には 下の生地色がところどころ残るため色の違いが若干目立ってしまうことがあります。 |
取付けについて
取付け方法の種類について
ワッペンの用途はさまざまです。刺繍屋ドットコムではお客様の用途に合わせたワッペンの取り付け加工をご提供させて頂いております。
アイロンシート加工:無料
ワッペンの裏側にアイロン圧着シートをお付けいたします。
アイロンを当てるだけで簡単に貼りつきます。
※高温で強く押し当てるようにしてください
※低温の場合ワッペンが剥がれやすくなってしまいます
※洗濯を頻回にされるものについては、剥がれる心配がありあまりおすすめできません
※圧着後、数ヶ所に縫付けをしてください
接着するウェア(素材)がアイロンの熱に対応可能なことをご確認ください。
非対応の場合は溶けや破れなどの損傷を与えてしまいますのでご注意ください。
マジックテープ加工(10cmまで):税込料金440円~
ワッペンの裏側に凹凸お付けいたします。
色は白または黒のどちらかお選びいただけます。
縫付加工:税込料金440円~
剥がれる心配がなくスポーツウェアなど洗濯を頻回されるものにお勧めいたします。
※ワッペンをご注文いただいた場合、取り付けるウェア、レーシングスーツ、釣りベストなどお持込いただければ当社でお取り付けをいたします(お持込送料はお客様のご負担とさせていただきますので予めご了承ください)
※ダウン素材、革素材、ビンテージ品や代替品のない素材、キャディバッグなどへの加工はお受けしておりませんのでご了承くださいませ
クリップピン加工:税込料金110円
ワッペン裏面にクリップピンを取り付けいたします。
イベントなど一時的にウェアにワッペンをつける時に便利です。
安全ピン加工:税込料金110円
ワッペン裏面に安全ピンを取り付けいたします。
イベントなど一時的にウェアにワッペンをつける時に便利です。
生地について
ベース生地の種類について
1. エンブクロス
材質: ポリエステル100%
通称「織り生地」(おりきじ)とよばれる素材で、異形断面糸とよばれる特殊な糸で織りあげた ワッペンの定番のベース生地になっています。刺繍されたような質感が実際の刺繍糸と調和し、光沢もあり高級感があります。
2. ツイル
材質: ポリエステル100%
光沢がなくエンブクロスよりやや薄めの生地です。細かい絵柄や文字のデザインに向いております。エンブクロスのような見た目の高級感はありませんが耐久性に優れており作業着など洗濯をする頻度が多い素材に使用する場合にお勧めです。
3. フェルト
材質: ポリエステル100%
学校関係のエンブレム用としてよく用いられております。フェルト生地はやや厚みがあり起毛しているため細かい文字や絵柄が他の生地よりは表現しずらいことがあります。 しかし他の生地にはない温かみがあり園児や学童向けのワッペンの材質としてよく好まれております。
デザインについて
フォントについて
当店は全てお客様オリジナルのオーダメイドのため、「フォント」という概念がありません。お客様から頂いた図案をそのままの形で刺繍に再現いたします。別の言い方をしますと、どんなフォントでも刺繍可能となります。
※ネーム刺繍および文字だけのデザインの場合は、入れたい文字とフォントをお知らせ頂ければお見積り致します。
フォント見本
当店でご用意している書体(フォント)の見本です。
文字の大きさの制限について
文字の大きさでご注意いただきたいのは小さい文字の場合です。
刺繍で再現できる最小の文字の大きさはローマ字で5mm(ミリ)程度となりますのでデザイン時にはご注意ください。
ワッペンの形状について
形状についても制限はありません。基本的な円形、楕円、正方形、長方形、三角形、星型、その他変形型でも対応させていただきます。
大きさ(刺繍面積)の制限について
ワッペンの最大の大きさは、形状の一番長い部分で35cm以内を目安にしてください。これは刺繍をするための「枠」の中に入る大きさとなります。
糸について
糸の種類
パールヨット社のレーヨン刺繍糸を使用しております。
特徴としましては色の鮮やかさ、および「スレン染色」という独特の染色手法により耐洗濯、耐日光、また汗にも強く、すぐれた耐久性をもった刺繍糸となっております。
あらゆるシーンで使われる刺繍製品だからこそ糸の堅牢性にこだわった当社の選択です。
なお、刺繍糸の色の選択は印刷とは異なりお客様のご希望色と100%同じ色を再現することはできません。
デザイン色を元にできるだけ近い糸色を選択させて頂いておりますが、パソコン上でデザインを提出していただいた場合、パソコンのモニターの種類により、色の見え方が変ってしまいますので、特にコーポレートカラー(会社指定の色)等、こだわりのあるお客様はお手数でも色見本を郵送していただくことをお勧めいたします。
またその他の方法としましてDICカラー番号でご指示いただくことも可能です。
実際の糸を確認されたい場合にはご希望の糸をご郵送させていただくことも可能です。
刺繍糸の色見本
刺繍糸の色を指定される場合は、下記の糸番号にてご指定ください。
刺繍について
刺繍製品が出来るまで
お客様からご希望の刺繍デザインを頂きます。
頂きました図案をもとに、刺繍データデザイナーがコンピューターミシンにインプットするための刺繍データを専用デザインシステムにより製作いたします。
これは印刷の世界の版下に相当する作業です。
出来上がった刺繍データをコンピュータミシンにセットし刺繍(試し縫い)を行い、デザインどおりの刺繍ができているかを最終確認します。修正点があれば刺繍データを直します。
最終確認ができたところで、刺繍を行っていきます。
ワッペン外周をヒートカットして完成です。
アイロン加工や、マジックテープ加工など、ご希望に応じワッペンの裏面を加工いたします。(オプション)
出来上がったワッペンを検針機にかけ、ワッペン内に針の欠片がないか最終チェックを行います。ここで、製品の完成となります。
枚数制限について
枚数の制限はございません。1枚から大量生産までお客様のご要望に応じて製作させていただきます。 「とりあえず、サンプルが見たい」にもお応え致します。
直接刺繍ができる素材について
刺繍針が通るものであれば素材の種類は問いません。
(ただし、既製品への刺繍の場合、刺繍位置に制限を受ける場合がございます。これは、刺繍をするための枠が物理的に設置できないためです。例として、帽子のツバ等)
一般的に布製品の生地(きじ)であれば刺繍をすることは可能です。
例としては各種ウェア、ジャンバー、各種帽子、布製品のバッグ、旗、ハンカチ、テーブルクロス、布製品のエプロン、ナイロン地のウェア、布製の携帯電話ストラップ、ネクタイ等々。
「こんな物にも刺繍はできますか?」と思いついたらまずはお問合せください。
刺繍製作料金の仕組み
全てオーダーメイドのため、完全見積もり制を採用しております。
刺繍料金はデザインの複雑さ、大きさ、製作枚数によって値段の90%が決定されます。 素材の違いや色数による値段の差はさほどございません。
お見積は無料ですのでご遠慮なく見積もり依頼をお送りください。
当店は仕上がりの良さに絶対の自信がございますが、もちろん料金にも自信がございます。 万が一、他店とくらべ高い場合にはご遠慮なくお申し付けください。